大局を把握したうえで、リスクオン・リスクオフの知識が活きてきます。市場の流れに対してわずかな不安を感じる場合は、まずマクロ経済を学び、その後に経済指標や金融政策へと進むことをおすすめします
・投資家が リスクを取ってでもリターンを狙う姿勢 のこと
・世界経済や金融市場に安心感があるときに起こりやすい
・投資家は 株式や新興国通貨、高金利通貨 などリスク資産を買う
・安全資産(円・米ドル・スイスフラン・金など)は売られやすい
・例:株価上昇、AUD、NZD、新興国通貨(MXN、ZARなど)が買われやすい
・投資家が リスクを避け、安全を重視する姿勢 のこと
・世界経済に不安があるとき、金融危機や地政学リスクが高まったときに起こりやすい
・投資家は 株式や高金利通貨を売って、安全資産に逃げる
・円・米ドル・スイスフラン・金 が買われやすい
・特に円は「有事の円買い」と呼ばれ、リスクオフ時に強く買われる傾向がある
・株価が上昇 → リスクオン
・株価が下落 → リスクオフ
・米国:NYダウ、S&P500、ナスダック
・日本:日経平均株価
・世界的には「米国株」が最重要
シカゴ・オプション取引所が算出する「市場の不安度合い」
VIXが低い(例:10〜15) → 市場が安定 → リスクオン
VIXが高い(例:20以上、特に30超) → 市場が不安 → リスクオフ
リスクオフ → 安全資産の米国債が買われ、金利が低下
リスクオン → 債券が売られ、金利が上昇
特に 米国10年国債利回り が注目される。
・リスクオン → 高金利通貨(AUD, NZD, MXN, ZAR)が買われやすい
・リスクオフ → 円(JPY)、米ドル(USD)、スイスフラン(CHF)が買われやすい
・金(Gold)
リスクオフ → 金が買われる(安全資産)
・原油(WTI, Brent)
リスクオン → 景気回復期待で上昇しやすい
リスクオフ → 世界経済減速懸念で下落しやすい